芸能界で投資芸能人とも呼ばれているキャイーンの天野ひろゆきさんの投資手法を紹介します。
「天野式投資術」とか「アマノミクス」などと呼ばれているようですが・・・
天野ひろゆきさんは一説では資産10億円ともいわれています。
そんな天野ひろゆきさんの投資法について調べてみました。
株式投資歴は11年、資産は10億円のウワサ
天野ひろゆきさんの株式投資歴は10年、1970年3月24日生まれなので2019年で49歳。
38歳から株式投資をスタートしたことになります。
資産10億円のウワサには
話題になった資産10億円については
「実際にはございません」と笑いながら否定
ということで本人は否定していますが、近い金額はありそうです。
最初は不動産投資からスタート
若い時から金銭感覚はしっかりしていたようです。最初は住むための不動産購入でしたが、転居するときに人に貸したことが不動産投資につながっていったようです。
株式投資のきっかけはリーマンショック
これまでの日本はやっぱりいい国すぎたんでしょうね。だから、多くの人が銀行に預金さえしておけば間違いないという感覚でいた。けれども、他の国ではお金を自国の通貨だけで持つということに対して、リスクを感じざるをえないんだと思います。日本はそういうことを考えなくていいくらい、しっかりした国だったということですね。だけど僕自身は、他の人が疑問を持たないようなことでも、あえて疑問を持とうとしてきた。だから投資を始めたというところもありますね。
芸能人という浮き沈みの激しい仕事をしながらリスク管理の必要性を感じていたようです。
銀行に預けているだけでいいのかなと思って株式投資に興味を持ち始めているときにリーマンショックがやってきました。
ニュースで100年に一度の金融危機だということを聞いて
「100年に一度なら今が一番チャンスかもしれない」と考えたようです。
しかし、証券会社にすすめられて3銘柄を買いましたが、買ったとたんに急落!!
そのときから、株価の動きに一喜一憂しないようにしようと思ったそうです。
キャイーン天野ひろゆきさんの投資術とは
自分が使っていたり好きな製品がある企業の株、こうした思い入れのある銘柄を数銘柄保有。
こうした思い入れのある銘柄だと、株価が下がってもそれほど気にしないでいられるし、売ったあとも同じ銘柄を買うこともあるそうです。
スタイルは長期投資・一極集中型
スタイルは長期投資(長期保有)ですね。
分散投資ではなく、絞り込んだ銘柄に集中的に投資する、一極集中型の投資スタイルといえます。
下がっているときの損切はなかなかできない
銘柄と心中しちゃうから、いい時期に始めたけどそんなに「ウハウハ」じゃない
長期投資では、損切のタイミングは難しいですね。大きく下がってしまうリスクは避けられませんから。
それでもテクニカル分析などはやらないそうです。
テクニカル分析はやらない
僕自身はローソク足とかよくわからない。それでやっちゃってるから恐ろしい。
本人の性格もあるのでしょうが、資産形成としての株式投資を実践されているようです。
天野ひろゆきさんは株式投資本も出版されていますね。
天野ひろゆき氏が長期投資(長期保有)ができるのは、芸能人で大きく稼いでいるからでしょう。
日々本業が忙しいし、拘束時間も長い芸能活動をしながらの投資として有効なのだといえます。
この投資法は、本業が忙しいサラリーマンにも有効だと思います。
数銘柄に絞ったポートフォリオの中でリスク分散を図って、できるだけ株価の動きに一喜一憂しないことです。
手元資金が大きいほど有利
天野ひろゆきさんは年収が4000万から7000万ほどとのことです。
それだけあれば、贅沢をしなければ、毎年数千万を投資に回すことが可能です。
儲かるときは一気に増やせる投資法ですね。
お金に対する考え方
天野さんは「人はお金に左右されやすい性質をもっているので、お金との向き合い方を考えないといけない」といっています。
自分だけは別だと考えることは危険。お金を自分自身でコントロールすることが必要。
芸人であっても、湯水のようにお金を使えるのは、ビートたけしさんや、明石家さんまさんなどトップに上り詰めた一部の芸人だけで、一発あてた芸人でも意外ときちんとお金を貯めているといいます。
ムリをしない身の丈に合った生活が基本
なにかよからぬことが起きて、お金が無くなっても生活できるような考えかたをするようにしています。
天野ひろゆきさんは、パチンコ・競馬・カジノなどのギャンブルが大好きとのことですが、引き際をきちんと考えて遊ぶようにしているとのことです。
芸能人デビューの時のお金の考え方
天野さんは大学を卒業してから芸能事務所に所属しましたが、
「大卒初任給と同じくらいもらえないといやです」
とはっきりと主張したそうです。
お金に関しても言うべきところはしっかりと言うべきという考えかたです。
ウド鈴木さんとコンビ「キャイーン」を結成してから、2年間はテレビには出演せずにライブで実力をつけていって、3年目からテレビ出演してから、ウド鈴木さんの天然キャラが人気で一気に知名度があがっていきました。
不動産投資に対する考え方
天野ひろゆきさんは25歳でローンを組んでマンションを購入しました。
当初は、自分で住むためでした。
その時に考えたのが、
「どうせ、お金を払うなら、ただ漫然と払うのではなく、それに見合った現物を残したい」
という考え方でした。
不動産を借りた場合と、買った場合のどちらがいいのかを冷静に比較しています。
まだ収入も安定していない、将来もわからない芸能界での仕事ですからリスクも高かったでしょう。
ローンの返済と貯金を冷静に比較
お金をこつこつ貯めていくのは一般人でもなかなか難しいことです。
それが芸能人ともなれば収入も不安定
「宵越しの金はもたない」という世界です。
コンビのウド鈴木さんは全く金銭感覚がないようですが・・・
「ローンを組んで返済していくほうが、貯金よりも楽にためられる」
と考えたようです。
確かにこれは一般人にも当てはまりますね。
無理のない範囲で資産をもってローンを組んで、返済していく。
重要な考え方です。
消費財をローンで支払っては何の意味もないのでそこは注意が必要ですね。
そして、天野ひろゆきさんは、引っ越しして初め買った不動産を賃貸にだします。
賃料収入を得ることで不動産投資をスタートさせました。
不動産を買うべきか否かは、人によって立場や収入、考え方が違いますから、一概に買うべき、いや借りるべきと断言することは、当たり前ですができません。ただ、ボクの例でいえば、結局、ローンというおカネを払ったことにより、そのお金は賃料という別のおカネに形を変えたことになったのでしょう。
今回は投資している芸能人ということで、天野ひろゆきさんをご紹介しました。
「天野式投資術」ともいわれているようです。
長期投資は地味ですが資産形成には有効な方法ですね。
みなさんも参考にしてください。
アメリカの大富豪ウォーレンバフェットも長期投資で有名ですね。
投資先のコカ・コーラが大好きらしいです。